愛媛大学では,平成19年12月に発表した男女共同参画に関する宣言文に沿って,男女が対等な構成員として行動する大学の実現や育児と就労(又は学業)が両立できるワーク・ライフ・バランスの構築に向けてさまざまな取り組みを行っています。そのひとつの取り組みが,城北キャンパスにおける保育所「えみかキッズ」の設置(平成23年9月)です。城北キャンパスでの保育所設置については以前から多くの教職員から要望があり,これまで懸案になっていたものです。本学では,重信キャンパスの附属病院院内保育所「あいあいキッズ」に次いで2か所目となります。
「えみかキッズ」は,キャンパス中央部の教育学部4号館1階に位置しているため,乳幼児の保育の様子が日常的に教職員や学生の目に触れます。このことは,キャンパスの雰囲気を変えると同時に,男女共同参画に関する教職員・学生の意識にも変化を引き起こすことになるでしょう。
今後,「えみかキッズ」がより多くの教職員や学生に活用され,愛されることを期待しています。
国立大学法人 愛媛大学長
このロゴマークは,図形に愛媛大学のマスコットキャラクター「えみか」を使用し,明るさと温かみのある「開かれたキャンパス内の保育所」としてみんなに親しみ愛されることを期待して作成しました。
両手を拡げる大小3体の「えみか」で,教職員・学生の就労や学業と育児が両立できるよう支え,助け合って成長していく姿を表現しています。また,「えみか」同様,愛媛みかんをモチーフとし,ロゴの色を葉のグリーン,花のホワイトにしました。さらに,メインカラーとして使用したオレンジは,子どもたちの明るい未来を表現しています。